日本二分脊椎研究会事務局 東京都文京区本郷2-1-1 順天堂大学小児外科医局内 お問い合わせにつきましては、メールでお願いいたします。

代表世話人からのご挨拶

代表世話人交代のお知らせ

2024年7月5日付にて下記のとおり代表世話人が交代しましたので、お知らせいたします。

就任 林 豊

退任 山高 篤行

代表世話人の就任にあたり

この度は日本二分脊椎研究会の代表世話人に選出していただきまして誠にありがとうございます。先日行われました日本二分脊椎研究会世話人会におきまして、新代表世話人にご選出させていただきまして誠にありがとうございます。

また、初代代表世話人でいらっしゃいました宮野武先生、先代の山高篤行先生をはじめ、研究会の世話人会の皆様方に厚く御礼申し上げますとともに、現在まで本研究会を支えてくださいました皆々様に心から御礼を申し上げます。

私は平成13年に順天堂大学医学部を卒業し、平成14年に順天堂大学医学部小児外科学講座に入局いたしました。小児医療の中でも何かしらの不自由をもつ患者さんの総合的なケアに関心を持っておりましたので、入局後に二分脊椎という疾患を知って興味を持ち、本研究会には第21回(2004年)の研究会から参加させていただいております。

本研究会の最も大きな特徴は、脳神経外科・泌尿器科・整形外科・小児外科・看護師さんをはじめとする医療従事者の皆様が、一堂に会して二分脊椎に対する領域を越えた横断的な議論を行う点がまず挙げられます。今まで会長をお務めいただきました先生が様々な内容で横断的に議論する場を作っていただきました。研究会にご参加いただいた先生や日本二分脊椎協会の患者さんたちにとっても、有意義な研究会になっているのではと考えております。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。また、世話人の先生をはじめとして、研究会にご参加いただきました皆様からいただきましたご尽力に深くお礼申し上げます。

医学が進歩し福祉が充実しても、まだまだ様々な問題が残っております。二分脊椎とともに歩まれている患者さんやご家族に対し、日々の診療のみならず、研究などから得られた正しい情報をできるだけ早く正確にお届けする責務を担っているのが、この日本二分脊椎研究会であると考えております。

末筆になりますが、今までの二分脊椎とともに過ごしていらっしゃる方々や、諸先輩方が医療という力を持って切り開いてくださったこの研究会を、さらに発展して未来の社会に貢献できるように代表世話人として努力に努力を重ねる所存です。今後とも皆様からの厚いご支援、ご鞭撻を賜れますようお願い申し上げます。

令和6年8月吉日
新代表世話人  林 豊

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